つぶやき

30代林業未経験者が始めたい林業って?それは“複業型小規模林業”です!

小さい林業こそ、途中参画できる林業か!?

どうも、こばけんです!

 

今回は、私がどういった形で森と関わっていきたいのか、ご紹介します。

私自身、まだまだ熟知していないのですが、初心者なりにいろいろと調べました。

林業といっても、いろんな形の林業があることがお分かりいただけるかと思います。

林業関係者の方々からすると、認識違いもあるかもしれませんが、ご容赦願いますm(_ _)m

 

なお、そもそも私が林業を始めたいと思ったきっかけは、下記記事に記載しています。

 

《マインドマップ》

 

小規模林業とは?

 

林業には規模感がありまして、ざっくりと“大規模林業”と“小規模林業”に分かれます。

大規模林業とは、いわゆる“森林組合”や“人数が多い林業事業体”での施業で、

最近では、“大型の高性能林業機械”を駆使して、基本的に皆伐施業を行います。

※皆伐施業とは、全部伐採して一旦禿山にすることです。

(反対に、禿山にするんじゃなくて、間引く施業を間伐施業と言います)

皆伐施業現場

高性能林業機械『プロセッサ』
枝払いしながら、一定の長さでカットもしてくれます

なぜ、皆伐するかと言いますと、大型機械を使うと、生産コストがかかるため、効率的な仕事が求められます。

全部の木を一気に伐採する皆伐施業が理にかなっているのです。

ただし、基本的には禿山にして終わりではなく、そこから苗木を植樹して木が十分育つ5年間は雑草などを下刈りしながら

山を再び再生〜いい木を育てるために、間伐〜50年後また皆伐する!というサイクルを繰り返します。

 

一方、私が就きたいと思っている小規模林業とは、家族経営レベルの人数で細々と行う林業です。

こちらの林業には言い方がいろいろとあって、正直まだ私自身も理解しきれていません。

ここは、林業の世界の人から話を聞いて、理解を深めていこうとしている最中です。

 

例)小規模林業、自伐林業、自伐型林業、一人親方

 

小規模林業をに興味を持ったきっかけは、“自伐型林業推進協会”の存在を知ったからです。

こちらの動画で、ご夫婦で林業をされている様子が分かるのですが、こういった形の林業がしたい!!

私の場合は妻と一緒にではなく、新たな相棒が必要ですが、、

 

この林業のどこに魅力があるのかは、こちらの動画で自伐型林業推進協会の中嶋健造代表理事からの

説明があるので、是非見ていただけたらと思います。

 

私が特にいいなと思っているのは、下記4点です。

 

・皆伐(禿山に)しない林業であり、環境負荷が小さい
・土砂災害が起こりにくい施業である
・大型機械を使わないため、初期投資が少なくて、新規参入ハードルが低い
・林業一本ではなく、他の生業と組み合わせることが前提のシステム
・組織の一歯車ではないため、やりたいことができる裁量権がある

 

私にとって、4つ目の観点はすごく重視しています。

一つのことに集中するのもいいですが、

私の目標の“生きる力を身につける”において、

田舎生活で必要な生業はなるべく幅広く経験し、身につけることが重要だからです。

 

それに、今回のコロナでも顕在化したように、“リスクに備える”という意味で、複数の生業を持つことは何か一つがダメになっても、他の事業でカバーできる。新しいことにピボットできる。というメリットがあります。

 

ここを目指したい!!

 

また、岸田首相の所信表明演説の中で、いい言葉だなと思ったのですが、

「はやく行きたければ一人で進め。遠くまで行きたければみんなで進め。」

 

これは、事業規模の大きさにも言えることだと思うのですが、

小さい規模でやるからこそ、大規模ではできないことが、できる!

組織ではできることの規模が大きいが、上層部と意見が違えば、できないというリスクがある。

そう思っています。

 

 

複数の生業を持つ

 

 

都会での大企業勤めとは違って、田舎での昔ながらの暮らしは、複数の生業を持つことができます。

 

・30万円の仕事を一つする都会の暮らし

・6万円の仕事を5つする田舎暮らし

 

こういった比較ができますが、30万円の仕事が急に社会情勢の変化で苦しくなってしまうリスクがあります。

それは、コロナ下での飲食店が代表例かと思います。

また、これからのITやAIの進化によって、単純作業をしている人の職は無くなっていくと言われています。

 

そのリスクに備えるにあたって、田舎で複数の生業を持つことって凄くいい選択肢なのではないか!?

と私は本気で思っています。

 

一つ一つは単純作業であって、ロボットとかに代替されていく陳腐な技術かもしれませんが、

生業を組み合わせて新しいことをクリエイティブすれば、その職は奪われないと思います。

 

林業だけやっていて、消耗戦になるのではなく、林業以外の生活費を稼いでいるからこそ、違う選択肢が見えるはずだ!

 

まだ模索中ですが、

今考えている複数の生業とは下記8つをイメージしています。

なるべく、相乗効果が産まれることを考えています。

 

・林業

・狩猟

・農業

・地域活性化(観光)

・ブログ

・Webサイト作成

・動画編集

・やって欲しい!て言われたことをやる!

 

最後は、未定ってことですね(笑)

でも人生において、余白を残しておくことはとても重要だと思いますので、

余白を確保することは注意して頑張っていきたいと思います。

 

ご拝読、ありがとうございました。

 

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こばけん

32才で大阪のメーカーを退職し、林業の世界に転職。 里山資源を活用した半林半Xな暮らしをするために地方移住。

林業が「自分の力で生きる」うえで最強だと思っている。 里山暮らしや林業の日常を発信しています♪

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