里山暮らし

山菜の王様・タラノキを畑で育てる!里山暮らしの小さな実験

2025年4月20日

林業家がやる畑での野菜作り!

せっかくなんで、里山の恵を頂ける畑にしたい♪

山菜の王様・タラノキを畑で育ててみるチャレンジです!

 

そう思って、畑の一角に「タラノキ」を植えることにしました!

そもそもタラノキって?

春の訪れを告げる山菜といえば「タラノキ」。

天ぷらにすると絶品で、そのほろ苦さが春の味覚として親しまれています。

太くてトゲのある幹が特徴で、山林に自生していることも多いです。

特に、皆伐跡地や林縁などの光が多くさすところに生えています。

見つけた時の喜びはひとしお!

新芽が食べれるので、この時期を逃さず、自然の恵みをいただきましょう♪

 

田舎では、庭先や畑の隅っこの方などにタラノキを植えている方もおられます。

結構強い植物なので、勝手に増えます(笑)

 

自分は、ゆくゆくはタラの芽を販売できるようになりたいなと思っており、

タラノキ増殖大作戦を実行しました!

 

根っこで増やす!?分根法とは

タラノキは、ウコギ科であり、根っこからも芽生える種類です。

ですので、根っこを掘り上げて、10センチ程度に切り分けることで、それぞれから木が生えてきます。

 

タラノキが生えていそうな場所を探して、ちょうど少しだけ皆伐した山があったので、

そこを見にいき、ちょうどいいタラノキがはえていたので、その根っこを掘り上げました。

タラノキの根っこ

タラノキの根っこ

その習性を利用した増殖方法が、「分根法」と呼ばれています。

今回は、その分根法に挑戦してみます。

 

※なお、勝手に人の山から山菜などの採取をしては、トラブルとなってしまいます。

ちゃんと山主さん(土地の持ち主)から許可を取っておきましょう。

いざ!畑に植えてみた

結構、適当で大丈夫だと思いますが、これくらいの大きさで切り分けたものを、畑に埋めました。

根っこは、少し斜めに横たわるぐらいの角度で置くと発芽しやすいようです。

 

今後は、乾きすぎないような管理が必要なので、暑くなる前に草やもみ殻などでマルチをしようかなと思っています。

 

なお、せっかく野生のタラノキを掘り上げたので、幹のほうでは「ふかし栽培」に挑戦しました。

また、ついていた新芽は実食してみました☺️野生の味と市販のタラノキの味は違う!?

 

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この増殖計画がうまくいけば、ゆくゆくはタラの芽を出荷販売できるようになりたいなと思っています♪

まずはトライですが、応援のほどよろしくお願いします🙇

 

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こばけん

32才で大阪のメーカーを退職し、林業の世界に転職。 里山資源を活用した半林半Xな暮らしをするために地方移住。

林業が「自分の力で生きる」うえで最強だと思っている。 里山暮らしや林業の日常を発信しています♪

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