田舎移住前に「現地キーパーソンと繋がりを持つことがとても重要だ!」と言われるが、具体的にどうやってキーパーソンとの繋がりを作ったらいいの!?
どうも、こばけん(@5884kenta)です。
私は、大阪から岡山に2022年3月に移住することに決まったのですが、
その移住先を決めるまでに、10ヶ所以上の田舎を見て周りました。
各地で現地の人と話をさせていただいたり、様々なイベントを通して、この土地で自分が住むことができるのか?真剣に考えました。
また、決定的だったのが、現地キーパーソンの方との繋がりがあったからこそ、住む家を見つけることができました。
むしろ、キーパーソンの方との繋がり〜信用が無ければ住む家は見つけることができませんでした。
その時の苦労は、下記記事でご紹介しておりますので、良ければ併せてご覧ください。
地方移住にむけて、賃貸戸建て物件は不動産では見つからない!!
田舎移住する前にキーパーソンとの繋がりを持つことは、田舎移住においてその後幸せな暮らしを送る上で大変重要です!!
本記事では、これから田舎移住を考えている人が、どうやって現地キーパーソンとの繋がり方を作るのか?
私の体験をご紹介することで、何か参考になれば幸いです。
重要ポイント!!
とにかく現地イベントに参加すること!
「田舎暮らしでどんな人生に変えたいのか?」
自分の意見を声に出して伝えること!
SNSや移住支援センターで情報を集めて、現地イベントにとにかく参加する!
キーパーソンと繋がりを作る上で最も重要なことは、『とにかく現地イベントに参加すること!』です。
今の時代、SNSを見ていると、どんどん情報が入ってきます。また、私の場合『大阪ふるさと暮らし情報センター』を利用していたのですが、
そこで相談していると、ネットですぐに見つからないようなイベントも紹介してくれます。
移住先選びにおいて、受け身は良くありません。合同説明会やオンラインセミナーのようなものも多々開催されていますが、
それはほんの『おためし』でしかありません。キーパーソンとの繋がりを構築するのは難しいでしょう。
それと同時に、「田舎暮らしでどんな人生に変えたいのか?」自分の意見を声に出して伝えることも大変重要です!
自分の想いを現地の人に聞いてもらうと、移住後に「思っていた田舎暮らしと違った〜(/ _ ; )」というミスマッチ軽減にも繋がると思います。
また、そういう想いがあるのなら、ウチにはこんな素敵な取り組みをしている人がいるよ?と紹介してもらったりもできます。
そういった紹介を通じて、徐々に自分が叶えたい暮らしがその土地に暮らす人となら実現できそうか?を考える判断材料を集めてください。
移住者が新天地で心地よく暮らすためには、元々その土地に暮らす方々との良好な関係性は必要不可欠であると考えています。
また、浅い関係だと、あまり深いところまで知ることが難しいので、できれば何回も通い、より深い関係になれると、
より失敗の少ない田舎移住が成功する確率が高まるでしょう。
現地キーパーソンと繋がることができたイベント紹介(筆者体験)
ここからは、実際に私が移住先選びのために参加したイベントで、現地キーパーソンの方とも繋がりができた事例を紹介します。
移住先ももちろんですが、私の人生のテーマは『里山資源を活用して生きる』ですので、
そのためにどう生きたら良いか?を探す旅でもありました。
今回ご紹介するイベントに似たようなイベントは全国各地で開催されています。
皆様にとっての現地キーパーソンと繋がるヒントとなれば幸いです。
真庭なりわい塾
資本主義競争にまみれた都会暮らしに疲れたし田舎で暮らしたいなぁ〜気候変動やSDGsが騒がれてるし、今のままの暮らしでいいのか?疑問を持っている方!是非お気軽に参加してくだい♪
真庭なりわい塾 公開講座 ~先輩たちに学ぶ、これからの生き方・働き方~ https://t.co/PSwR7Xe2uy @PeatixJPより
— こばけん| 里山で林業見習い (@5884kenta) February 5, 2022
こちらは、農山村の持続可能的な暮らしを学びながら、自分の生き方を見つめ直しましょうといった人材育成塾です。
コンセプトは、『稼ぐための生業から生きるための生業へ』←まさしく私のテーマとぴったり
月一回真庭市の現地フィールド(私が参加した時は北房地区)を訪れてフィールドワークやグループワークを通して
現地の方はもちろん、一緒に学びにきている方々との親交を深めることができます。
基本的に約1年間あり、2年目は任意参加で、より実践的に学びます。
コロナの影響で残念ながら5期生は日帰り開催でしたが、例年は1泊2日の泊まりがけでかなり親睦を深めることができます。
姉妹校で『豊森なりわい塾』もあるらしいです。
これだけがっつり入り込めるイベントはなかなかないので、それぞれの土地が気になっていれば是非おすすめします。
(おてつたび)内子町林業インターンシップ
こちらは、おてつたびを通して参加した林業インターンシップです。
くわしくは、下記記事にて詳細記載しています。
【森を守り、育てるおてつたび】6泊7日 林業インターン@愛媛県内子町に参加しました
一週間泊まりがけで現地の人とも関わることができ、とても良かったです。
また、参加者も個性的な人が多くその後もSNSなどで繋がっており、面白い価値観の人と出会えたのも収穫でした。
おてつたびは最近話題になっているサービスですね。
さまざまな地方で開催されているので、ぜひチェックしてみてください。
林業就業支援講習20日間コース@智頭町
林業就業支援講習は、受講費無料で宿泊費助成もあり。林業に必要な資格を取得できるのと同時に林家さんの生き様も学べて、最高です✨ pic.twitter.com/UjkxBfPSpz
— こばけん| 里山で林業見習い (@5884kenta) January 21, 2022
こちらは、林業に興味がある方に特におすすめなのですが、林業就業支援講習は1、5、20日間コースと3種類の長さがあり、
特に短い期間でしたら、気軽に参加しながらその土地で林業を営んでいる人や目指している人との繋がりができるのでおすすめです。
私は鳥取県智頭町の20日間コースに参加したのですが、ここで出会った方々は素敵な人ばかりで、
おそらく私のこれからの林業人生において多大な影響がある出会いであったと感じています。
林業就業支援講習については、こちらの記事にて紹介しています。
林業就業支援講習を受けたら、「林業で田舎暮らし」の可能性発見できた&楽しかった体験談
ローカルベンチャースクール厚真町
こちらは『起業型地域おこし協力隊』の選考合宿&審査会なのですが、2泊3日で北海道厚真町に泊まりがけで実施されます。
選考に通過して採用されれば、地域おこし協力隊になりながら、自分のプレゼンしたプランを3年間挑戦することができます。
厚真町は、林業に力を入れている地域であり、新しく木こりを目指す上で素晴らしい町だと思います。
何よりも、この選考合宿は途中メンタリングをがっつり受けながらプランのブラッシュアップをしていくのですが、
そのメンタリングがとても勉強になりました。
こちらに挑戦させていただく機会をいただき、本当に感謝です。
オーダーメイド型移住体験ツアー(鏡野町)
こちらは、他と比べて比較的ライトなイベントになります。
岡山県鏡野町に移住先として興味がある人で、オーダーメイドで1泊2日で興味がある場所に案内してくれます。
私は夫婦で自伐型林業を取り組んでいる方の仕事場も案内していただき、自分の1歩先の先輩からお話しを聞くことで、具体的な暮らしや仕事のイメージをすることができました。
昔は貸切バスを使って団体で移住定住ツアーが開催されていたらしいですが、今は個々の意向にそったツアーをオーダーメイドで開催しているとのことでした。
多様化している時代ですので、大きな網で獲るのではなく、モリで突くような作戦ですね。とても親切に対応していただき、楽しかったです。
同じようなツアーは各地で開催されているようなので、是非チェックしてみてください!
まとめ
以上、私が実際に現地キーパーソンの方と繋がりを得ることができたイベントをご紹介しました。
やはり、ちょっとセミナーに参加するレベルではなく、どれも1泊以上の濃いプランがおすすめです。
一歩入り込んでみないと見えない景色は沢山あるので、是非どんどん足を踏み入れていって欲しいです。
ありがとうございました。