コロナ禍のドタバタをきっかけに、都会のサラリーマン生活を卒業して地方に移住しました。
その結果、家族と過ごせる時間が劇的に増え、笑顔があふれる暮らしを取り戻すことができました。
どうも、真庭市地域おこし協力隊のこばけんです。
目次
忙しすぎた都会生活。家族の笑顔が消えていった
以前の私は、いわゆる「都会のサラリーマン」。
朝早く出勤し、深夜に帰宅する日々。
延長保育ギリギリまで子供を預け、迎えに行ったら自分の子供だけ。。
そんな毎日のなかで、だんだん家族全員の笑顔と余裕がなくなっていきました。
「この生活、いったい何のために続けているんだろう?」
そう感じた瞬間が、人生の分岐点になりました。
「自分の手で生きる力」を求めて、真庭へ
思い切って地方への移住を決断。
会社から支払われる給料だけに頼る暮らしから脱却し、
自分の手で暮らしをつくる!自分の手で生きる力をつける!ことを目指しました。
日本が誇る森林資源を活かすことで、その生き方ができるのでは?
そう考えた私は林業の道へ。
森を整備し、木を活かし、薪を割る。
里山資源を活用する中で「自然とともに生きる」という実感を得られるようになりました。
今では野菜づくり、狩猟、観光事業、地域活動なども組み合わせながら、
“百姓的に生きる”という生き方を模索しています。
地域おこし協力隊として、里山再生に挑戦中!
地域おこし協力隊という制度を知り、
「地域のためのミッション」と「自分の野望」を掛け合わせる形で活動できると知りました。
現在は真庭市北房で、林業と里山再生をテーマに活動中。
暮らしのペースも心のバランスも、都会時代とはまるで違います。
移住して気づいた“ありがたい変化”
地方移住で一番大きな変化は、住居コストが激減したことです。
都会ではマンションローン支払いなどで、15万円以上が毎月消えていましたが、
今は古民家をとても良い条件でご紹介いただき、住居費はほぼかかっていないようなもの。。
おかげで「ガツガツ働かなくても暮らせる」という安心感が生まれ、
家族と向き合う心と時間の余裕ができました。
そして気づいた、「子どもが100倍可愛い」という感覚
時間に追われず、子どもたちと過ごす時間が増えたことで、
イライラしたり、余裕を失っていた自分が少しずつ変わりました。
一緒に庭でごはんを食べて、虫を捕まえ、川や畑で遊ぶ。
その何気ない時間が、今では何よりの宝物です。
「地方移住してよかった」と心から思えるのは、
家族の笑顔と、自分の心の余裕を取り戻せたから。
最後に
人生を楽しむには、心の余裕が欠かせません。
今のこの暮らしに感謝しながら、
家族との時間も、自分の夢に向けた挑戦も、どちらも大切にしていきたいと思います。