岐阜県立森林文化アカデミー、の授業の中で、高性能林業機械を使った伐採〜搬出の実習を行いました。
2年目にして、いよいよ実践です!今年は人数が多いこともあり、皆伐と間伐を同時並行で進めることとなりました。
今回のブログでは、そのうちの間伐の実習についてレポートさせていただきます。
どうもこばけん(@5884kenta)です( ´∀`)
本日からアカデミーの重機を総動員して、間伐と小規模皆伐の実習がスタート‼️
(一部レンタル)まぁ‥今日はラジキャリの架線を張るための準備で一日が終わりましたが、、
安全第一で頑張ります🔥 pic.twitter.com/zrZGCXzifO
— こばけん| 林業✖️森林文化アカデミー (@5884kenta) June 4, 2024
ラジキャリー
ラジキャリを持ち上げて、主索に引っ張り上げる‼️
‥までは今日出来なかったんで、
明日のお楽しみ(๑╹ω╹๑ ) pic.twitter.com/xuj0RmqBBV— こばけん| 林業✖️森林文化アカデミー (@5884kenta) June 6, 2024
今回の間伐実習で使用する機械は、「ラジキャリー」と呼ばれる機械です。
ラジキャリーとは、自走式搬器のことで、自分の動力で索上を走り、ワイヤーの巻き取りも自分で行ないます。
木材の集材を行える機械で、ラジコンによる簡単な操作で扱えることが特徴です。
ラジコンでキャリーするから、ラジキャリーという名前なのかな?←憶測
詳しくは、イワフジのサイトをご覧ください( ´∀`)
設置作業
今回の間伐現場は、架線とラジキャリーの二段集材の現場になります。
そこで、まずはラジキャリーを架線を使って山の上まで運んできました。
その他ワイヤーやクリップなどの必要部材も全て架線で持って上がっています。
ラジキャリーがぶら下がる主索と作動索を木に張っていきます。
その際には、地面から5m以上は上空に滑車を設けるので、高所作業になります。
安全帯を身につけて、十分に安全に注意して作業をします。
そして、ラジキャリーにワイヤーを通して、ワイヤーを張り上げるのですが、ここは人力で頑張りました!
チルホールとキトークリップなどを駆使して、徐々に張り上げていきます。
木の根本には大きな力がかかってしまうので、木が重みに耐えきれずに倒れないように、「控え索」といって、
他の木にもワイヤーで繋ぐなど、設置するまでには大変な準備が必要です。。
ついに、ラジキャリが張れた‼️✨
チルホールで人力で引っ張り上げるとは思っていなかった😅
いやぁ、架線は設置が大変だ💦 pic.twitter.com/zJ0yU2korA
— こばけん| 林業✖️森林文化アカデミー (@5884kenta) June 7, 2024
大変でしたが、無事ラジキャリーの設置が完了しました( ^∀^)
ラジキャリーによる集材
ラジキャリでの集材♪
操作はリモコンでピピっとやるだけなんで、集材機と比べたら楽ちんざんす♪ pic.twitter.com/g7OkUC21Ya
— こばけん| 林業✖️森林文化アカデミー (@5884kenta) June 7, 2024
いよいよ、設置が完了したら集材です( ^∀^)
索を張る際に何本か伐倒していたので、そのヒノキを丸太に製材した後に集材しました。
ラジコンでの操作なので、操作ミスも起こりにくく、楽ちんでした。
実習では、8.8m3の丸太を間伐して集材しました。
ラジキャリーを張った後は、ワイヤーに伐倒した木がかかってしまうと大事故になってしまうので、
ロープで引っ張りながら、横向きに伐倒するなど、難しい伐倒となりましたが、良い経験を積むことができました( ´∀`)
次回は、同時並行で実施した「皆伐」の実習についてレポートさせていただきます。
ありがとうございましたm(_ _)m