地域おこし協力隊

北房の森から始まる挑戦|真庭市地域おこし協力隊としての新たな一歩

2025年10月1日、正式に真庭市地域おこし協力隊として着任しました。
活動拠点は北房で、テーマは「林業・里山再生」。
目標は、ずばり“稼げる里山の循環をつくること”です。

北房の森から始まる挑戦

真庭との出会い、そして移住へ

北房

私が真庭市北房に出会ったのは、4年前の「真庭なりわい塾」がきっかけでした。
地域の方々の暮らしや想いにふれ、「ここで自分も里山の未来をつくりたい」と感じたのを今でも覚えています。


その後、森林組合に勤め、林業の現場作業員として経験を積み、岐阜県立森林文化アカデミーに進学。
森林経営・林業技術・森林生態などを学び、ようやく地域に根付いた活動のスタートラインに立てたと感じています。

活動フィールドは「井尾川流域」

井尾川流域と山守

これからの活動の舞台は、自分が暮らす北房・上水田地区の井尾川流域
この地域の裏山を中心に、人工林の森林整備や間伐、天然林の更新、竹林整備などを進めながら、
森の空間を活かした体験や環境教育の場づくりにも取り組んでいきます。

「森の恵みをどう活かし、次世代につなげるか」。
その問いを胸に、森林インストラクターとしても活動していきたいと思っています。

また、里山から里海へとつながる流域全体をテーマに、
「里山真庭から海を守る!」を合言葉にした発信も行っていきます。
北房の「里山里海交流館しんぴお」と協力しながら、森と海のつながりを伝える活動を進めていきます。

協力隊としての挑戦と想い

山守と森

現在は環境省の『良好な環境を活用した観光地域づくり』事業の一環として、

北房の里山と日生・笠岡の里海を結ぶび、里山里海の学習体験型コミュニティ形成を目指す、

OKAYAMA  SATOYAMA - SATOUMI  UNIVERSITY プロジェクト」にも参画しています。

地域の自然や文化を観光に活かし、得られた資源を再び保全へ還元する——
そんな“循環する森づくり”のモデルを、ここ真庭から形にしていきたいです。

一方で、全国的に見ても「人が入らなくなった山」は増え続けています。
放置された森をどう再生し、地域の暮らしにどうつなげていくか。
それが、私のこれからの使命です。

最後に

これまで支えてくださった地域の皆さん、そして家族に心から感謝しています。
ここからは“地域の仲間”として、共に汗を流し、笑いながら歩んでいきたいと思っています。

この3年間で“地域に根を張る山守”を目指して、一歩ずつ進んでいきます。

どうぞよろしくお願いします。

森と人が共に生きる真庭の未来へ。
“山守こばけん”として、新しい挑戦に挑みます🔥

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こばけん

32才で大阪のメーカーを退職し、林業の世界に転職。 里山資源を活用した半林半Xな暮らしをするために地方移住。

林業が「自分の力で生きる」うえで最強だと思っている。 里山暮らしや林業の日常を発信しています♪

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