今週から、妻が仕事復帰しました。
いよいよ、共働き生活が再スタートします。
この2年間、私は大阪から岡山、そして岐阜へと移動しながら、林業の専門学校に通ったり、山の現場に立ったりと、自分のやりたいことに向かって全力で走ってきました。
その裏で、家事や育児の大半を担い、私の背中を押し続けてくれたのが妻です。
今思えば、ここまでやってこられたのは、彼女が家庭のことを一手に引き受け、私の活動を支えてくれていたからこそ。
本当に感謝しかありません。
そして今、妻が職場に戻り、家族として新しい生活フェーズが始まりました。
今週は慣らし運転のような感じでしたが、この夏休みは僕は自分の仕事はトーンダウンさせ、
彼女の仕事復帰を支えられるように頑張ります。
正直なところ、期待と不安が入り混じっています。
生活のリズムは変わるし、家事・育児のバランスも見直さなければなりません。
でも、それ以上に「家族で支え合って進んでいく」という実感が、じんわりと心に広がっています。
これまで私は、自分の「野望」にばかり目を向けて走ってきた部分がありました。
もちろん、地域や自然と関わりながら暮らす仕事を本気で目指しているし、これからも挑戦し続けます。
でも忘れてはいけないのは、「家族との幸せな時間をつくりたくて」田舎に移住したという、あの原点です。
自然豊かな暮らし、子どもと過ごす穏やかな時間、妻と娘たちと並んで食卓を囲む日常。
そのどれもが、自分にとってかけがえのない“ゴール”だったはずなのに、いつしか「もっと上へ、もっと先へ」と、未来ばかり見て焦っていました。
だからこそ、これからの共働き生活では、改めてその原点に立ち返りたい。
家族との時間も大切にしながら、自分の夢にも少しずつ近づいていけるように。
お互いに仕事をもちつつ、子育てや家のことを分かち合いながら暮らしていくことは、簡単じゃないかもしれません。
でも、家族で支え合っていける毎日こそが、何よりの豊かさなんだと思います。
共働き生活の決意を胸に、これからも家族と一緒に、一歩ずつ進んでいきます。