『国重の森活性化協議会』で整備した森の中で、一泊二日のお楽しみツアーを開催しました。
今回のツアーは、山陽学園大学の地域マネジメント学科の方々に、モニターツアーとして参加していただきました。
森の中で皆んなで集まって楽しい時間を過ごすことができました!
どうもこばけん(@5884kenta)です( ´∀`)
『国重の森活性化協議会』では、現在森の中のアクティビティを開発中です。
そのアクティビティをお試しでやってみよう!ということで、今回のモニターツアーが実現しました。
いろいろと試したかったこともあり、かなり詰め込んだ内容となっております(笑)
今回は、山陽学園大学の地域マネジメント学科の学生さんと先生にご参加していただきました。
夜の森でBBQ & 焚き火
一泊二日のモニターツアーは、初日は夜からスタートです!
まずは、夜の森でのBBQを楽しんだ後、焚き火を囲みながら協議会の野望や北房の観光について語り合いました。
大学の先生からは、ユニバーサルツーリズムなどのお話も聞けて、こちらの森でも、高齢者や障害者の方など誰でも楽しめるツーリズムに是非挑戦してみたいと思いました。
なるほど。勉強になる( ´∀`)
ウッドデッキ作り
二日目の午前中は、森の中のウッドデッキを作りました!
こちらのスペースは、森のイベントでのスペースとして活用していく予定です。
現場合わせで組み立てようとしていたものの、かなり悪戦苦闘(笑)
今回は、足場は調整がしやすいように単管パイプで作ったのですが、斜面に組み立てるのは、
高さ合わせや水平出しが容易でなく、きっちりと作るのがとても難しかったです(^◇^;)
とても苦労したのですが、あ〜だこうだ言いながらなんとか作業を進めました。。
みなさん、本当にお疲れ様でした。ありがとうございます。
半日では完成までは進めれなかったのですが、後日スタッフが頑張って、
何とか形になりました!!
また、このデッキの上でワイワイ出来ることが楽しみです( ^∀^)
お昼ご飯は、カレーを食べました♪
グリーンウッドワーク
そして、午後からはグリーンウッドワークで、二股フォークを作りました!
グリーンウッドワークとは、その場で伐った「生の木」を削って加工して、カトラリーなどの生活道具を作る技術です。
自然の恵をダイレクトに感じることができます。
まずは、材料となる木の伐採からスタートです。
材料を入手する前に、こちらの里山が昔の人とどのように関わってきた場所なのか?
人の暮らしと里山の繋がりについてレクチャーさせていただきました。
昔から、人は里山の資源を活用して生活してきました。
その活動の結果、明るい森に維持されてきて、その明るい環境を好む動植物が暮らしていました。
しかし、石油を生活のエネルギーに使うようになったここ半世紀ぐらいから、里山の活用は途絶えてしまいました。
すると、暗い森になってしまい、姿を消した生き物も多くなってしまいました。。
今回のグリーンウッドワーク体験では、すこしでも明るい森になるように、木を伐って、道具として活用しちゃおう!!
そんな想いも込めて体験していただきました。
ちなみに、森の中の様子は、こんな感じ。典型的な里山の雑木林です♪
尾根道が歩きやすい感じになってるんだなぁ✨
ちょっと草刈りしましたけど、これから、ここを森のアクティビティにも使えるように整備していきますよ☺️ https://t.co/xLAELDu9ht pic.twitter.com/qECNeBoeLT
— こばけん| 林業✖️森林文化アカデミー (@5884kenta) October 19, 2024
今回伐った木は、「ヒサカキ」という低木の常緑樹です。
ここら辺の森では林床にヒサカキがわんさか生えています。
なんと、ある調査によるとヒサカキは日本で一番個体数が多い木らしいです(・Д・)
常緑樹は、葉っぱが光を通しにくいですし、年中緑の葉っぱをつけているので、
どうしてもその下は暗くなりがちです。
今回は、そのヒサカキを伐採してもらいました。
そして、採ってきた木材をいよいよフォークに加工していきます。
みなさん、とても上手にフォークが出来上がりました( ^∀^)
最後に、焚き火を囲んで、自分たちで作ったフォークでマシュマロを刺して食べました♪
とても楽しい思い出になりました♪
以上で、今回の一泊二日のモニターツアーは終了です!
沢山の課題も見つかりましたが、何より参加者の方々が「楽しかった!」と言ってもらえたのがとても嬉しかったです。
今回のイベントの反省点から、さらに改良して楽しいアクティビティをご用意できるように精進していきます!
ありがとうございましたm(_ _)m