【森林文化アカデミー学生日誌 vol.8】
2023年春に森林文化アカデミーに入学して、早くも3ヶ月が経ちました。
アカデミーに入学した全員が通る第一の関門である、「樹木同定試験」が昨日開催されました。
どんな試験なのか?どんな試験対策をしたのか?をご紹介します。
どうも、こばけん(@5884kenta)です♪
樹木同定試験とは?
入学前から、樹木同定の試験があることは知っていたので、
この難関をやっと終えることができてホッとしています(笑)
アカデミーの全専攻共通科目として、樹木同定の講義があります。
クリエーター科では60種類の樹木を学校の近くを回って観察します。
その最終日に、50cm程度の大きさの枝葉が並べられて、その標準和名を回答するのが樹木同定試験です。
ちなみに、私はクヌギとアベマキを反対に回答してしまうという、典型的なミスを犯し、
60点満点中58点でした_:(´ཀ`」 ∠):く‥悔しい。。。
ごめんなさい。完全攻略できていません(笑)
ちなみに、アカデミー活動報告のほうも是非ご覧ください。
樹木同定実習
試験の前に樹木同定の実習が5回開催されます。
各回で学校の周辺を回りながら、12種類ずつその樹木の生態や特徴を先生から教えてもらいます。
そして、枝葉を採取し、植物標本を作ります。
標本は、枝葉を新聞紙で挟んで縛り、乾燥させて完成です♪
60種類をスケッチブックに閉じたのですが、スケッチブック3冊がパンパンに膨らみました(笑)
スケッチブックは、こちらのものを使いました。
試験対策
では、ここからは私がどうやって樹木同定の試験対策として樹木を覚えたか?をご紹介します。
とはいっても、そんなに大したことはしていませんが(^◇^;)
まず、アカデミーではこの図鑑「樹木の葉」をテキストとして全員用意します。
もし、アカデミーに入学を検討している方は是非今すぐポチって予習することをおすすめします!
私は、アカデミー入学前に森林組合で働いていたのですが、その時からこの本を購入しており、
山で分からない樹木がある度に調べて勉強していました。
樹種を覚える時にいちばん大事なことは、詰め込み勉強はあまり意味がないし楽しくないので、
たまに調べて何回もその樹種と触れ合って徐々に覚えることが大切です。
特に、季節によって葉っぱや花、蕾の様子が全然違うので、季節の違いを分かっておくことが大切ですね。
なお、樹木同定試験に関してだけ言えば、今の初夏にあるので、その時期の枝葉を勉強しておく必要があります。
※ちなみに、後期には落葉機の樹木同定もあるようです。。
樹木を覚える際、実物と図鑑と両方とも見て勉強することが大事です。
1日5〜10分だけでも、図鑑をパラパラめくり、散歩しながら樹木を観察することを繰り返しました。
もちろん、講義中に作った植物標本も目を通していました。
また、樹木同定の講義中に先生から見分け方ポイントなども詳しく解説してもらえるので、
そのポイントのメモを覚えることは大切です。
でも、いちばん大事なことは、人から聞いたことよりも自分で感じたことを自分の言葉で納得することです。
擬音語の表現とかは人それぞれの感性なので、自分なりの見分けポイントを覚えておくことが一番覚えやすいと思います♪
森林の幅広い活用には、まずは樹種の同定技術が必須!
日本には1200種類もの樹種が森林にあるとも言われているので、まだまだ分かっていません。
これからも、樹木の種類を見分けるちからは磨き続けたいと思います。
ご拝読、ありがとうございました🙇