林業

広葉樹天然林の「多様性」を活かす林業へ|薪・原木・炭から始める里山活用

林業とキノコ生産は、とても相性の良い組み合わせだと思っています。

私が林業で森林管理をしていきたいと考えている流域は、7割が広葉樹の天然林です。
(残り3割が、針葉樹の人工林)

全国平均はだいたい6割が広葉樹天然林なので、

平均よりも少し天然林の割合が高い流域になります。

広葉樹天然林を生かす林業へ


広葉樹天然林で林業をする難しさ

この「7割を占める広葉樹天然林を、どう活用していくか?」
というのが、ずっと悩ましいポイントでした。

というのも、針葉樹の人工林は、
スラッと真っ直ぐに成長しており、
伐って運び出すのも比較的やりやすい。

針葉樹人工林の様子

針葉樹人工林の様子

さらに流通も確立されているため、
木材市場に持っていけば、
それなりの価格で買い取ってもらえます。

一方で、広葉樹の天然林はというと、
生えている樹種もさまざま。
木の形もバラバラで、曲がっているものが多く、
枝も大きく広がっている。

広葉樹天然林

広葉樹天然林の様子

倒すのも一苦労で、
伐採や搬出には、どうしても手間がかかります。

また、広葉樹というと、
高級家具や内装材として使われ、
ときどき驚くような値段で取引されることもあります。

しかし、それは
直径50cm以上、数百年生きたような銘木の話。

里山に生えている、
せいぜい60年生くらいの広葉樹が、
高値で取引されることは、ほとんどありません。

かかる労力と、得られる価格が釣り合わない。
それが、広葉樹天然林施業の現実です。


広葉樹天然林の活用方法

では、どのような活用方法があるのか?

そう考えたときに、
私が魅力だと思っているのは、
広葉樹天然林の「多様性」です。

樹種が多く、用途もさまざま。
今の時代、多様性って大事ですよね♪

用途ごとにうまく仕分けて、
使い分けることができれば、
活路は見出せるんじゃないか。
そう考えています。

今、特に力を入れていきたいと考えている活用方法は、

  • キノコ栽培用の原木

  • 炭焼き用の原木

この3つです。

まずは、この3種類の出荷を柱に、
広葉樹天然林の活用を進めていきたいと思っています。

他にも、
庭木用の山採り苗木や、枝物など、
まだまだ可能性はあるはず。

これから現場で試しながら、
広葉樹天然林ならではの活用方法を、
少しずつ模索していきたいと思います。

なお、こちらの本で、天然林の活用方法など紹介されているので、

ご興味がある方はぜひ読んでみてください。

 

 

 

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こばけん

32才で大阪のメーカーを退職し、林業の世界に転職。 里山資源を活用した半林半Xな暮らしをするために地方移住。

林業が「自分の力で生きる」うえで最強だと思っている。 里山暮らしや林業の日常を発信しています♪

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