森林文化アカデミー

地域の森林に寄り添える新しい山守のカタチ

昨日、課題研究の内審査で撃沈しました。

これまで準備してきた研究の内容が『課題設定がよく分からない』と厳しい評価を受け、

改めて自分のテーマについて深く考え直すことになりました。

 

どうも、こばけんです!

私は、現在森林文化アカデミーの林業専攻2年生で、課題研究の追い込み中です!

 

課題研究内審査で撃沈

昨日、課題研究の内審査がありました。

内審査とは、専攻の学生や先生が集まるゼミのなかで、

課題研究の本番と同じ形で20分発表し、ちゃんと研究内容が論理だって成り立っているか?本番を迎える準備が整っているか?をチェックしてもらう会です。

 

私は、昨日の午前中に発表し、見事撃沈😨

オーマイガー、、

 

先日のブログにも書いたのですが、

林業新規参入者が「地域の山守」となるための歩みと野望

というタイトルで、林業新規参入者に向けて、自分のように山守を目指すためには

どういったステップを踏めばいいのか?乗り越えてきた課題を説明する!

 

といったまとめ方で話をしました。

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ですが、結果は、、

 

これは、どういう気持で聞いたらいいのかな?地域の山主さんに向けて発表している感じで、課題研究としての課題設定がいまいち、、こばけんの事例紹介のような感じ、、

 

といったリアクションでした。

なんとか課題研究としての体をなすために、新規参入者に向けて!とまとめたつもりが、課題設定が甘かった。。

 

それに、本当のことを言うと、新規参入者に向けてロールモデルを示す!

ってことに対して、違和感があったのは拭えないです。

山守としての活動を本格的にすすめるのは卒業後のこれからなのに、

そんな自分がロールモデルを示す?

 

自分の経験でしか語れない、事例紹介になってしまっていました。

それは、課題研究としては物足りない。。

 

うむむ、難しい、、

 

というわけで、昨日内審査の締め切り(サインをもらわないといけない)だったのですが、急遽タイトルも課題設定も変えることに!!

 

タイトルを変える決断をしたのは、内審査のフィードバックで気づいた自分自身の迷いでした。

どうしても『新規参入者向け』という設定に違和感がありました。

 

新しい課題研究タイトル

新しい山守のカタチ

先生との壁打ちの中で、その根っこにある問題を掘り下げ、新しい方向性を見つけました。

 

地域の森林に寄り添える新しい山守のカタチ」です!

 

そもそも、自分がなぜ、山守を名乗りたい!といって地域に入り込んで、

森林管理をしていきたいと思ったのか?

それは今の林業のカタチではカバーできない課題があると思っているから!

 

それって、自分が林業を始めたいと思ったときからの根っこにある課題だったはず。

そこを課題設定としてスタートさせていこう!

 

ということで、スクラップアンドビルドでまた組み立て直します!

 

今度深堀りしていく課題は、2つあります。

その課題については、またブログにまとめていきます!

 

本日は、まず課題研究のタイトルが変更になったという報告をさせていただきました。

そして、このタイトルで先生からサインをもらったので、もう変わることは無いです!

 

これまで、何回も変わってきたのですが、本当に最後!

だって、課題研究講評会まであと21日しか無いのですから。

最後の追い込み頑張っていきます!

 

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こばけん

32才で大阪のメーカーを退職し、林業の世界に転職。 里山資源を活用した半林半Xな暮らしをするために地方移住。

林業が「自分の力で生きる」うえで最強だと思っている。 里山暮らしや林業の日常を発信しています♪

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