林業

「一緒に森作りをしませんか?」山に篭りたくない僕が、SNSやブログで仲間を募りたい本当の理由

こんにちは、真庭市で林業を軸にした「令和の百姓」を目指して活動している、こばけんです。

僕はかつて、大阪の都会でサラリーマンとして暮らしていました。

しかし、当時は自分の手で生きる力がないことや、一生消費者のままであることに強い危機感を抱いていました。

そこから「生産者」になるために移住を決意し、たどり着いた答えが、農業の土台となる水を育み、人々の暮らしの安全を守る「林業」という仕事でした。

山にこもりたくない山守

林業(木こり)は「国土を守るヒーロー」である

井尾川流域と山守

一般的に「生産者」といえば農業をイメージする方が多いかもしれません。

しかし、その農業で使う水を育んでいるのは、他ならぬ森です。森を守ることは、下流で暮らす人々の食や暮らしの安全、安心を守ることに直結しています。生活の土台を支えているのです。

林業を学べば学ぶほど、僕は確信しました。

林業とは、この国の水を育み、国土を守る「ヒーロー」のような、憧れられるべき職業であると。

これからの気候変動時代、石油よりも争いの原因になるのは「水」であるとも言われています。それほど、水というのは貴重であり大切な存在です。その水の源である「森」を保全できる林業って凄いと思いませんか?

子供たちが憧れる戦隊ヒーローや、人の命を救うお医者さんのように、もっと評価され、なりたいと思われる存在であってしかるべきなのです。

なぜ僕は「山に篭りたくない」と言うのか

林業 森

しかし、林業には大きな課題があります。

それは、仕事の現場が山奥すぎて、「誰にも見られない」ということです。

例えば農業なら、通勤や散歩の途中に作業風景を見かけることがあり、地域の人に「あの人は農業をしている」と知られる機会があります。

対して林業は、山奥で黙々と木を切り運ぶため、街の人にその価値が届きにくいのです。林業の一番の活用は家で使われる柱や板ですが、現代の建築工法では、柱は壁紙の裏に埋もれてしまい、その存在価値も実感しにくくなっています。

だからこそ、僕はあえて積極的に「山に篭らない山守(やまもり)」を目指しています。

山以外でも活動し、SNSやこのブログ「こばけんの田舎開拓史」を通じて自分の思いを発信し続けること。

それが、林業(木こり)というヒーローを世の中に知ってもらうために必要不可欠だと考えています。

その一環として、現在は「岡山サステナブル里山里海ユニバーシティ(OSSU:オッス)」を立ち上げています。

OSSUでは「里山のレンジャー」として、里山里海の環境保全を実際に体験し、学べるコミュニティ作りに取り組もうとしています。

林業や環境保全に興味のある方は、ぜひこちらのWEBサイトをチェックしてみてください!

100年、200年先の森を繋ぐ「継承」のために

山守と森

僕が発信にこだわるもう一つの切実な理由は、「後継者」や「仲間」と出会うためです。

僕は今、自分の住む集落の裏山を一つの流域として捉え、持続可能な森林経営と集落の安全な暮らしを守るための森作りを目指しています。

しかし、これは一人で成し遂げられるものではありません。

現在30代後半の僕が現場で木を伐れるのは、あと30〜40年ほどでしょう。

森作りは、100年、200年という長い時間軸で続くものです。僕がいなくなった後も、同じ思いで森を管理してくれる「仲間・後継者」がいなければ、持続可能な森は作れません。

経営方針が代ごとにバラバラになっては、森を守り続けることができないのです。

同志・仲間と繋がるチャンスを作っていきたい

今の僕は、まだ人を雇えるような規模ではありませんが、ゆくゆくは僕の設計や思いに共感してくれる仲間と一緒に、この森を作っていきたいと本気で願っています。

「人生のすべてを林業に捧げる」といった重い決意でなくて構いません。

「こばけんの活動の一部分だけでも一緒にやってみようかな」と感じてくれる人がいたら、それだけでとても嬉しいです。

これからも、専門的な考え方から、僕自身の熱い思いまで、このブログで発信し続けます。

今年度には、森林計画をしっかりと立案し、チームで林業をできる基盤を整えたいと思っています。

もし少しでも興味を持っていただけたら、未来の森を作る仲間として、ぜひこれからもチェックをお願いします!

 

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こばけん

32才で大阪のメーカーを退職し、林業の世界に転職。 里山資源を活用した半林半Xな暮らしをするために地方移住。

林業が「自分の力で生きる」うえで最強だと思っている。 里山暮らしや林業の日常を発信しています♪

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